※今回長いので（紫呉さん関連が…）興味のあるところだけ拾い読みするのを推奨！
今回は誰の成長話なのかしらーウフフ。
って、めちゃめちゃ高見の見物モードだったんですけども…
■しょっぱなから。
この二人（三人）が来ちゃうとね。
進まない進まない。ページをめくっても戻っちゃうわけですよ（笑）
今回、椿の花で始まって椿の花で終わる演出がおいしかったですね～。
紅野さんには大変申し訳ないのですが、紫呉さんが紅野さんに冷たい態度を見せてると
ちょっとホッとしてしまったりします。ごめんなさい！
だってそれがバロメーターなんだもの…（何の、とか聞いちゃいけない）
でもいつか、この二人が昔のようにいい関係に戻れたらいいなーと思います。
17巻のあなうめらくがきを見たら、尚更そう思っちゃうよ…。
「あんな奴（以下略）」のところ、慊人さんいい表情してますね！（うっとり）
いつ見てもいいうなじ…そして膝を抱えたポーズがこんなに似合う人を他に知らない。
うーんでもそんなに冷たいかなぁ…。
甘やかして、都合のいい言葉をくれるだけが優しさじゃないでしょ？
かといって、紫呉さんを「優しい」と言ってしまう事もできないのですが（笑）
■紅葉が男子の制服を着てるー！
という事実に、３回くらい読んでから気付きました。
それだけ違和感がなかったって事ですよねｖ
（あるいは、他のところに気を取られていたのか）（←そっちだろ！）
ぐぐーんと背が伸びて大人っぽくなったもみっち。
それでもウサギリュック健在なもみっち。素敵だわｖｖ
えーと…。
もしかして、もみっちは透に本気ラブだったんですか！？ええ！？
そいつは知らなかったよ…。確かにお似合いな二人なんだけど。
透くんも罪な女だな…（笑）
「ボクだってやっぱり 男だから」には、透が自分を男として見ていないことを
ずっと切なく感じてたりしたのかなぁ、と考えてしまいました。切ないよ…！
「しーちゃん」という愛称は何度聞いても可愛すぎる～ｖｖ
■今回ときめいた組み合わせ。
夾と杞紗。猫と虎。キャット・アンド・タイガー。
なんかイイ…っ！
や、カップリングとかじゃないですよ。ただ…
ミスマッチの美・・・！みたいな！
一見合わなそうな二人が少しずつぎこちなく歩みよってる感じがたまらんです。
燈路くん大人になりましたね～。しみじみ。
「紫呉兄さん」って呼んでますよ…！（衝撃）
以前「紫呉」って呼んでましたよね？リンの話の時に。
そうか…大人になった…って事か…。もちろんポイントアップの方向でｖ
頑張って挨拶できた杞紗が大変いじらしいです～。なでなでしたい。
そして「うん見てたよ」と優し気に微笑む燈路くんがとても好き。
燈路杞紗を暖かく見守り隊！（隊員ぼしゅうちゅう！）
■はとりと紫呉
紫呉さんは癒しを求めて（？）はとりさんのところへ。
やっぱり「意地の張り合い」なんですか…あの二人は。
素直になれない人大好き、意地っ張り大好きですけれども、お互い多少は
素直になってくれないと困りますー！
「俺から見てもおまえは時々 慊人を心底嫌ってるみたいだ」
「俺から見ても」＞＞
つまり、はーさんは紫呉さんの気持ちというか考えてる事をよーく知っているわけですね。
紫呉さんは慊人さん以外の人にも手の内を見せようとはしなさそうだけど、はとりさんは
特別なんだな…と改めて思いました。
「心底嫌ってるみたい」＞＞
「まるで憎しみと見紛うばかりに…」という101話の柱の文（本誌掲載時の）を思い出しました。
※ちなみに暗記してます（ワー）
でもって次のぐれさんの語りですが。
私もわりと根本が歪んでいる人間なので、こう…ぐっさりと来るものが…。
紫呉さんが内省的なところを少しでも見せると、私も揺れてしまうというか…
いえ、そういうところもあってこそ好きなんですけども。
よ、よく分かりませんね；
「両親（おや）の愛というモノも 別段欲しいと思わなかったし」というのは、
子供を愛するような両親ではなかった、というのが前提になっているのかな？
物の怪憑きという現実も大した痛手でもない…って、紫呉さんはそんな感じだろうと
思ってたんですが、透に「どれだけのハンデと痛みか」なんて言ってたので
意外だったのですよー。
あれは十二支の一般論を語ったという事なのですね。
紫呉さんって、人の気持ちを分からないわけじゃないんですよね…むしろ敏感に
察知してしまう方かと。じゃなきゃ小説家なんてなれないよなぁ…。
「僕は慊人（あのこ）の”父親”になりたいわけじゃ ないんだよ」
・・・・・・・・・。
じゃあ何になりたいんデスカー・・・！！
ハッキリ言ってくれないなら勝手に決めちゃうんだから！ぷんぷん！
じゃ、 お よ め さ ん って事で！
（バカなんだ、気にしないで）
「ここを真剣に考える事がおまえの役割だろ！」という天の声が聞こえたので
ない脳みそを振り絞って考えてみようと思います。（電波？）
うーん…”父親”っていうのは異性とは見てない、って事なのかしら。
そりゃあ寝ちゃったりとか…してるんですけど…
その辺の認識がアッキーとは微妙に食い違っちゃっているのかなと。
あとは…父親とか家族って、生まれながらに決まってて自分では選べないものですよね。
だけど「家族だから」という理由で見捨てられなかったり、無条件の愛を期待してしまう存在。
十二支と神様の関係を、そんな家族関係になぞらえて考えると…
そういう「十二支だから」とか「神様だから」とか呪いとか取っぱらった、
一人の人間として見てほしい、必要としてほしいってことなのかなー
というのはダメでしょうか…希望が入り混じりすぎ？
大体、紫呉さんが慊人さんを呪いとか度外視の「一人の女性」として見ているのか
どうかも何とも言えないですが…。
それとももっと単純に、父親的ポジションの人間ははとりさんや紅野さんもいるわけだし、
自分はその他大勢じゃ嫌だよーって事なのかな（笑）
結論：正直言って分かりません！（笑）
分かりそうなんだけど、上手く言葉にできない。
でもねぇ、冒頭の「そんな風に～」と慊人さんを諭す（嫌味というよりはそう見えた）
紫呉さんは、ちょっとお父さんぽく見えたよ、私には。
■幸せになる為に 何をすべきか
ハート乱舞ぅぅぅぅ…！
透と杞紗が出会うとハートが飛び交います。
よく見ると「なんか」のコマからもう地味に飛んでおります。
今回は
天然チーム：紅葉＆春
真面目チーム：由希＆燈路
というチーム分けになっているのでしょうか。
おーい中学生にもバレバレだぞー…
ハチクロ風にいうと「恋心だだ漏れ★」って感じですねｖ
でも由希くんも結構分かりやすいよね？（笑顔）
燈路くんいい子だわぁ…ちゃんと夾くんの心配してる。いや、皆本当は心配してる。
皆の心がだんだんとひとつになっていって、夾幽閉反対運動とか起こすのかな～。
「ぼやぼやしてると、ボクがトールをもらっちゃうよ」
なんて言ってないけど！（それは私の妄想セリフだったのに！）
わーわープロポーズって…！
やっぱり本当に透の事が好きなんですねー紅葉…。切ない…。
「猫憑きのコト」のコマの女性は…透？キョンのお母さん？それとも？
（透にしては髪が短く見えるので）
もみっちは本当に優しい子ですね…透が夾くんを好きだってのも分かってるのかな…。
分かってそうだよね…。
「バレバレか！？バレバレなのか！？」
バレバレだとは全く露程も思ってもいなかった君に驚愕！
■時は動く
「…夢に見るべきだったのは 君だったのかもしれないなぁ…」
私もね、思うんですよ…
透くんみたいな子を「一番好きー！」って思えるような人間だったら良かったなと。
透じゃなくても、はとりさんとか、もみっちとか…紫呉さんが言うところの”本物”の人？
自分が間違ってると思ってるわけじゃないけど、どうして私はそう思えないのかなーと…ね。
あまりに自分とは遠すぎるからかなぁ…だからこその憧れっていうのもありますが。
どんなに理屈で考えたって、惹かれるものには惹かれてしまうんですけどね！
楽羅の名台詞じゃないですが、「アタマで色々考えたって”好きだ”と思ったらもうダメ」
なんですよねー。
って、私の事を語っても、ですよね；
いやなんだ、その、紫呉さんもそういうどうにもならない自分自身にうんざりしたりも
してるのかな～って。「そんな自分が嫌になる」とも言ってたし。（16話…かな？）
慊人さんって色んな意味で茨道ですものね。
楽羅はやっぱり優しい子ですねｖ
そっけなくされてもめげずに気にかけてあげてるんだ～。
リンももう少し心を開いてくれたら嬉しいな…！
楽羅…といえば、透くんは楽羅の事を思い出したりする事はないのかな…。
無意識のうちに考えないようにしてしまっている…とかだったら逆に親近感持っちゃうけどｖ
眼中にない とかじゃないよね…？
だから君にも 早く来て欲しいのに
今回の話のあれこれを考えると、早く来てくれないと僕だって心変わりしちゃうよ～っていう
意味にも取れますな（笑）
つまり、冒頭の紫呉さんの言葉は翻訳すると「そんな風に閉じ籠っていないで、君も
こっちにおいでよ！」っていう事なんですか？分かりにくいよ…！
「早く来てほしい」というのは「君が来るのを待っている」と繋がってるんですよね？
「君が来るのを待っている」は、遠い昔の約束のメインとなる部分なのかなぁ…
それだけじゃなくて前後にも何かあるんでしょうけれど。
101話で「本家の皆は先に着いてて 慊人が来るのを待ってるって」と紅野さんに言われた
アッキーが暗い表情になったのは、「慊人が来るのを待ってるって」という部分に
反応したからなのかなーと思ったのです。
早くその約束の詳細が知りたいな～！
それに加えて、いつか慊人視点で彼女の心情が語られる話があったら嬉しいです。
紫呉さんと慊人さんの描写があるととてもときめくのでありますが、
同時に同じくらい不安になってしまいます。
最終的にはぐれさんがアッキーを幸せにしてくれるって思ってても…いいのかな？
なんていうか…
私がときめく組み合わせって報われない事が多いしね…（しくしく）
いつか足元掬われそうな気がして仕方ない…！
（そんな私はいつでも最悪を想像してしまうペシミストっ子）
文章定位：
