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栃木県日光東照宮―番外編　　３月２８日

 今日、台湾のＬＴＴＣのクラスメートと６人で栃木県の日光市に日帰りの旅に行った。

 ＪＲ列車の運賃以外、現地のバス料金といくつかの観光スポットの入場料も含まれたパッケージチケットなので、皆はけっこう経済的だと思った。

　浅草駅から発車して、約１時間５０分ぐらいかかって９時すぎに東武日光駅に到着した。首都圏じゃない町だから、人々の足取りが東京ほど速くなかった。そして、空気もよかった。道の両側には小山になった残雪が連なっていた。遠くから見れば、塩の山のような感じがした。

　ところが、皆がのんびりと日帰りの旅を楽しもうとしていた時、カメラの行方不明事件が起こってしまった。クラスメートはわざわざ持ってきた、あの非常に高いプロ級のカメラを車内に忘れてしまったのだ。その恋人同士のふたりは、お互いに相手がカメラを持っていると思ったが、結局、三脚だけ持って下車したのだ。それで、皆が駅に戻らなければいけなかった。駅員さんによると、列車が行っちゃって、すぐ返事をもらうのは無理かもということだった。幸い約半時間後、そのカメラはただで日光駅から電車に乗って、浅草駅に戻ったという返事をもらった。

　プロ級のカメラとは、どういう実力や機能を持っているか、実際に見られなくて残念だったが、でも、夕方に、浅草駅の忘れ物センターでクラスメートがそのプロ級カメラとの再会の嬉しさを見て、感動した（笑）。もしかしたら、誰かに持って行かれちゃうかも‧‧‧‧‧‧と私たちはそう思っていたのだ。