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2009-02-04 20:24:07| 人氣1,816| 回應0 | 上一篇 | 下一篇

自動詞・他動詞・使役形

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自動詞・他動詞・使役形に関する考察 吉川 武時
自動詞、他動詞、受身、使役というのは ボイス(Voice 態)に関する用語である。
☆有対動詞・無対動詞
☆使役の構文 ヲ使役文 ニ使役文
☆自他の対応のある他動詞と自動詞の使役形の使い分け
☆構文上の要請
☆意志性からみた使役文
☆有対動詞・無対動詞
ある動詞は「立つ(自動詞)-立てる(他動詞)」のように 自動詞と他動詞が対応している。これを有対動詞と
言う。 その自動詞の方が有対自動詞で、他動詞の方が有対他動詞である。
また「歩く(自動詞)」や「読む(他動詞)」の ように対応する他動詞や自動詞を持たない動詞がある。 これを
無対動詞と言う。「歩く」は無対自動詞で、 「読む」は無対他動詞である。これをそれぞれの使役形と ともに
表にすると、次のようになる。
自動詞 自動詞の使役形 他動詞他動詞の使役形
有対動詞 立つ 立たせる 立てる立てさせる
無対自動詞 歩く 歩かせる
無対他動詞 読む 読ませる
☆使役の構文
使役の構文について確認しておこう。
他動詞の使役文
「学生が本を読む」ということを先生が命じる とすると、
先生が 学生に 本を 読ませる。
となる。「読ませる」は「読む」の使役形である。 「学生が」は「学生に」となる。 「本を」はそのままである。
自動詞の使役文
「子どもがおつかいに行く」ということを親が 命じるとすると、
親が 子どもに おつかいに 行かせる。
あるいは
親が 子どもを おつかいに 行かせる。
となる。「行かせる」は「行く」の使役形である。 「子どもが」は「子どもに」あるいは 「子どもを」となる。 「子ど
もに 行かせる」をニ使役文、 「子どもを 行かせる」をヲ使役文と言う。 自動詞の使役文にはニ使役文とヲ
使役文があるわけである。 ただし、動詞によってはヲ使役文しか用いられない場合もある。
☆自他の対応のある他動詞と自動詞の使役形の使い分け
「立てる」と「立たせる」をどう使い分けるのか、 「並べる」と「並ばせる」をどう使い分けるのか。 つまり、「有
対他動詞」と「有対自動詞の使役形」 の使い分けはどうなっているか、という問題である。 この問題は非常
に難しい。 「立てる」「立たせる」と「並べる」「並ばせる」を例に 考察してみたが、明白な結論は出なかった。
問題となる形の位置を体系の中で確認しておこう。 見やすくするため、左側に自動詞、他動詞をまとめて置
き、 右側にそれぞれの使役形をまとめて置く。
自動詞 他動詞 自動詞の使役形 他動詞の使役形
有対動詞
立つ 立てる 立たせる 立てさせる
並ぶ 並べる 並ばせる 並べさせる
これらの形を使った次のような文が考えられる。
他動詞文 ヲ使役文 ニ使役文
子どもを立てる 子どもを立たせる 子どもに立たせる
子どもを並べる 子どもを並ばせる 子どもに並ばせる
次に、これらの文の適否を検討してみよう。
「子どもを立てる」はおかしい。 「子どもを立たせる」ならいい。 「子どもに立たせる」は子どもに何かを立た
せるということか。 ちょっとおかしい。
「子どもを並べる」はいい。 「子どもを並ばせる」もいい。 「子どもに並ばせる」は子どもに何かを並ばせると
言っているようだ。 次に検討する。
それで、こうなる。
他動詞文 ヲ使役文 ニ使役文
子どもを立てる 子どもを立たせる ?子どもに……立たせる
子どもを並べる 子どもを並ばせる 子どもに……並ばせる
「子どもに……並ばせる」とあると、 子どもに何かを並ばせるという文、例えば 「子どもに机を並ばせる」とい
う文の一部のように 見えてくる。
子どもに机を並ばせる ← ?
子どもに机を並べさせる ← 子どもが机を並べる
「子どもに机を並べさせる」 なら「子どもが机を並べる」から導き出された使役文である ことがはっきりする
が、 「子どもに机を並ばせる」は 何から導き出された文だろうか。 検討を要する課題である。
上に見たように「立てる」と「並べる」では 使用できる場合が違う。使用できる場合は次の通りである。
他動詞文 ヲ使役文
子どもを立たせる
子どもを並べる 子どもを並ばせる
「浮かべる(他動詞)」と「浮かばせる(自動詞の使役形)」では 次のような用例がある。
浮かべる
(他動詞)
湖に小舟をうかべて、……
おさらに みずを いれ、1えんだまをうかべる。
水に黒・赤・青などの色をうかべてもようを作ります。
目に涙をうかべて、……
浮かばせる
(自動詞の使役形)
海にお船をうかばせて、行ってみたいなよそのくに。
池にタイヤをうかばせて遊ぶ。
目に涙をうかばせて涙声ですがる。
瞳に悲哀の色をうかばせて……
これを見ると、 「湖[海]に船を~」の例も、「目に涙を~」の例も 「浮かべる/浮かばせる」とゆれていること
が分かる。
☆構文上の要請
「彼女は 部屋に入ってきた」という文の中に そのときの彼女の状態を表す語句「胸がどきどきする」 を入
れて1つの文にしたい。 「彼女は 胸がどきどきする 入ってきた」では適切な文には ならない。主格を「彼
女」に統一するために 「胸がどきどきする」を「胸をどきどきさせる」と変換 しなければならない。さらに、これ
が文の途中である ことを示すために「胸をどきどきさせて」とする。すると、
彼女は胸をどきどきさせて部屋に入ってきた。
という文になる。このように 文法にかなった文にするために構文を整えることを 構文上の要請という。
この例では「胸がどきどきする」を 「胸をどきどきさせる」とした。自動詞をその使役形にしたのである。 次に
同様の例を挙げる。
自動詞 使役形 例文 備考
輝く 輝かせる 希望に瞳を輝かせて元気よく返事をした。対の他動詞はない
弾む 弾ませる 彼は息を弾ませて入ってきた。 対の他動詞はない
なびく なびかせる 馬がたてがみをなびかせて走っている。 対の他動詞はない
響く 響かせる 汽車が汽笛を響かせて進んできた。 対の他動詞はない
☆意志性から見た使役文
使役の構文は「Aが Bに ~させる」が基本である。
Aの動作、Bの動作が意志的なものか、無意志的なものかによって次の4通りの場合が考えられる。
B意志 B無意志
A意志
先生が学生に本を読ませる。
あの店は客にうまいものを食わせる。
母親が赤ちゃんにミルクを飲ませる。
落語家がお客を笑わせる。
A無意志 阪神が巨人を優勝させた。
彼は不注意で子どもを死なせた。
先生が長い話で子どもを疲れさせた。

台長: Alan
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