生きる
作者:谷川俊太郎
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと
生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン.シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと
生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ
生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと
生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうといくこと
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
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某天在裝著日文試卷及筆記的小箱子裡翻到以前抄寫的東西。不知道什麼時候抄在筆記上,也不知道這是在哪裡看到抄下來。
只是,看完之後,心裡覺得很難受。
我,為什麼會出生?
我,為什麼要活著?
有時候想想,覺得挺可笑的。
錯誤,該如何更正呢。
或許,有一天我會想明白的。
或許...會有那麼一天。
昂子軒。
2010.01.19.20:33。
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